海外留学だけが成功への道ではない!

<イギリス全寮制の小学校の寮の部屋にて>
子供達のハーフターム(秋休み)のタイミングで、ヨーロッパで主人と合流。なんてカッコよく聞こえるかもしれない我が家の行動は、いつも皆に驚かれるほど行動的である。しかし、その裏にはちゃんと事情がある。私たちは夫が税金対策でドバイに住んでいることはいつかのトークで話したことがある。そんな中、イギリスは日本同様に税金が高く、滞在日数などにもとても厳しい国の一つ。そのおかげで、夫は現状年に3ヶ月しかイギリスに滞在できない。(通常6ヶ月は観光ビザで滞在できる。)
そんなこともあり、今回のハーフタームは私の行ってみたい場所であった南プロヴァンス地方へ🇫🇷
そして、夫を通してして知り合った元日本代表サッカー選手である大久保嘉人くんファミリーへ会いに行くためにスペイン・バルセロナにも行った。

彼らは今年の4月〜家族でバルセロナに移住した。私たちと同じタイミングで海外移住と知り、久しぶりに近況報告をし合っていて、会いに行った。
奥さんのりえちゃんとはヴィッセル神戸時代にとても仲良くしていただき、奥友以上の信頼できる友人にもなりました。そして、私の事業を当初、下支えしてくれた一人でもあります。彼女(以後りえちゃん)も4人のご子息たちに囲まれていて、息子くんたちのサッカーを目的にスペイン留学を試みているのだ。
次号のvlogではりえちゃんとのバルセロナのバルで熱く子育てを語ったvlogを公開する予定にしているので乞うご期待!

そう。テーマはやはり海外留学。
サッカーであれ、勉強であれ、親の考えは共通している。子どもの可能性を最大限に開花させてあげたい!
これだけだ。きっとどんな親でもそうではないかと思う。そしてりえちゃんと1つの懸念が沸き起こった。
私はこの仕事柄、海外TOP大学進学を目指してのお問合せをよくいただく、そしてりえちゃんは、youtube「大久保家のまんま」やtvメディアなどを通して家族ごとを公開しているため、サッカー留学などをサポートしていたりする。そんな中での1つの懸念。それは、
“海外留学だけが成功への道ではないということ。”
親として、もちろんこんな世の中なので、グローバルに!という願いを子に想う親は少なくないとおもう。しかし、全ての子どもの、どんなタイミングにも海外留学が良いとは限らないのだ。
りえちゃんもこう語っている。「スペイン留学をすればサッカー選手になれると思っている人が増えている。しかし、我が家もこの移住をする決断をするまでにはできる全ての努力をしてきた!心理的なことも、サッカーを目指しているわけではない他の兄弟の気持ちのケアや、言語環境、ビザ、進学先、親の仕事、卒業後の就職先・・・全てを積み上げて、ようやく移住したけど、またすぐに課題が襲ってくる。これを一人で子どもに託すなんて、単身留学であればなおさら、本当に親の愛がないと無理な話!」と。私も全くの同感で、頷くばかりだった。そして、事実として陥る留学の落とし穴であるドラッグ。サッカー留学で単身スペインに来た少年の中に、言葉や生活環境の違いなどに悩み、ドラッグにハマってしまった子どももいると言う。これは私の息子とも、イギリス留学の環境でもよく話題に上がる話です。うちの子がまさか!と思うかもしれないし、夢の海外留学!?と誇らしげに送り出す親とは裏腹に、母子関係がうまく行っていなかったり、相談相手が見つからなかったりすると、日本では考えられないほど身近にあるドラッグに手を出す子も少なくないと。しかし、海外留学からバルセロナFCに入団し一躍活躍した日本代表選手などが出てきたことにより、このルートを目指すご子息は一層増えている。
私は赤ちゃんからの子供の発達を学び続けています。それらをマザカレメンバーにもシェアしている理由はたった一つなのです。親子の愛着関係の大切さ。家族の幸せ、母親の幸せ、これらは子どもの成長に絶対に欠かせないものなのです。子どもたちがどんな環境に行っても、どんな逆境に立っても頑張れるのは、愛の土台があるからなんです。愛なしには仮にハングリーに生き抜ける子がいたとしても、どこかが欠けて育ってしまうことによる弊害がいつか現れるのです。結婚した後や、自身の子育ての際にも….
母親や保育士たちが学ぶ意味はそこに尽きると思っています。子どもたちは環境を選べず産まれてきます。その環境の中で必死に愛を求めて、親の理想に応えようと成長していくのです。なんとも切ない話に聞こえますが、子どもはそれほどまでに親を必要としているということ。
海外留学はとても素晴らしい選択肢の1つです。しかし、それらがムーブメントとはなりませんように。
海外留学をしなくたって、立派に国際人として、活躍できる道はいくらだってある。
日本の文化や伝統を大切に、優しさと調和が取れる日本人の人としての質の高さは世界に誇れる人材なはず。
つい昨日も、私はイギリス人の生後5ヶ月の赤ちゃんがいるママ友から、日本のお粥の離乳食が子どもの健康にいいと聞いたの!作り方を教えて!と言われました。なんて素敵な話だと思いませんか?私は日本人であることをとても幸せに感じました。(韓国の鮑がゆが好きですが。笑)
海外にでたからこそ分かることももちろんたくさんあります。しかし、我が子たちともよく話すのですが、やっぱり日本人だから日本が一番だよね!と。笑 子どもたちの未来予想図には日本が映っているのかもしれません。

こうすればいい、これが正解!という道が子育てにはないからこそ、子どもの発達を学ぶ。子どもの可能性を最大限に開花させてあげたいと思う親心への正しい学びの種を、私は皆さんに蒔き続けます!
年末に1週間だけ帰国します。マザカレの皆さんとお会いできますように。
相馬れいこ




