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vol.10 相馬れいこの”幸せ思考”カラダも幸せ思考でヘルシーボディーに。

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カラダも幸せ思考を求めている???

そんな風に感じる今日この頃。
その訳は、40歳になった私のカラダにあります。

よく、負のスパイラルに入っている。というように、私のカラダも完全に負のスパイラルに入っていたと思います。

遡れば学生時代、ミニモニが流行った頃、身長が170cmで痩せ型だった私は、肩身が狭く、猫背で巻き肩で過ごしていました。小学生までは、バレエやダンスをしていたので、割とカラダは整っていたように記憶していますが、思春期になり、胸も発達し始め、周りを見渡せば見渡すほど、”長身はデメリット”としての意識が強かった時代。更に猫背が増していたように思います。

そしてモデル時代、ファッションショーや雑誌の撮影の間だけはプロとして意識してはいましたが、やはり日常の猫背は治らず、運動は筋トレ主流の時代でしたので、走って燃焼し、マシンでガツガツ筋トレをしていました。

そんな私の当時の体型は痩せているけど猫背で巻き肩のためにいくらお尻のトレーニングをしても下っ腹が出ることにより骨盤が後傾して、お尻が下がっていました。そんな体型を、自慢のウォーキングとヒールで誤魔化してモデル業をしていたと思います。笑 

今思えば本当に情けない体型でした。

そして25歳で第一子を出産した後から、第四子の出産をするまでの12年間、幾度とトライした流行りのヨガや数々のパーソナルトレーニングは全く続かなくて、3人目を出産した30代後半になった私のカラダは悲鳴をあげるほど悪化していました。

長年の運動不足に姿勢の悪化から、慢性肩こり、ギックリ腰、胃腸不全、便秘こそありませんでしたが、胃腸は弱く、パソコン、車生活の日々に疲れやすいカラダを作り上げていました。

正にカラダは負のスパイラルの渦の中…


そんな中、第四子の妊娠で、腰の重い私もさすがにこのカラダに嫌気がさしてきて、更には四人目の産後の自分が、果たしてしっかりと母業が務まる体力を保てるのかと不安になったほど。

そんな時に、長女がフィギュアスケートで身体をしなやかに作り上げるために何年も通っていたマシンピラティスの待ち時間、私もやってみようかなーとふと思いました。待ち時間を有効にするつもりで始めたのですが…


これが私のカラダの負のスパイラルを脱却するきっかけとなるとはまだ思っていませんでした。


私の性格上、気になることは徹底的に調べて、ベストを尽くしたいタイプ。娘のカラダに対しても、全く知らない世界だったフィギュアスケートに対しても、とにかく研究をしていました。ジャンプの性質や、スケーティングのエッジワークに使う筋肉、そして表現力に必要な感性を養う環境をどう整えるべきか、また、メンタルトレーニングはどうあるべきか。そんなことを考え行き着いたカラダづくりの為のトレーニングがマシンピラティスでした。娘が怪我をしないように、娘が動きたいように表現できるように、しなやかで強い動物のようなカラダをと、数年付き添いをしていました。

第四子の妊娠中、ついには娘のために購入したピラティスリフォーマーを見様見真似で動かしてみました。ピラティスの理論を本で読んだり、リハビリのように無理なく身体を使うことからできることも、私にとって魅力的でありました。

そして第四子の出産後、やはりゆるゆるのカラダと溜め込んだ脂肪がもうモデルだったなんて思えない体型に…笑笑


さすがにアラフォーの私は、重い腰を持ち上げて、目指せ健康!(もはやヘルシーボディーとすらも言えない状況)を掲げて、ピラティスに週に一回通うことに決意しました。

あれから四人目の三女も間も無く3歳。
私のピラティス歴も3年が経とうとしています。

私のカラダは一年目、こんなに無理ない呼吸中心の負荷の少ないトレーニングでカラダは変わるのか?と疑問系でしたが気持ちで続けていました。

kpopブームで、マシンピラティスが流行りだし、ピラティスに通っていること=イケてる!と思って気持ちを高めて頑張って続けること一年が経ち、二年目、カラダに変化が。

ピラティスをした日はカラダが楽になる。休んだ週はカラダが疲労感を感じるように。このことから、休みたくない、続けた方が調子がいいと、納得して続けられるように。

そしてふと街中で鏡に映る自分をみて、胸が開き巻き肩が治っていることに感動しました。

そして三年が経とうとしてる今、正にカラダ絶好調のスパイラルに入りました。仕事でレッスンを休んだ週も、長距離運転の後の腰痛もなんのその。自宅でピラティスボールで腸腰筋をほぐして呼吸を整えれば腰痛はないし、コアな筋肉がついてきたのか、日常の姿勢が正しいポジションにあるほうがカラダが楽に保て、猫背で骨盤が後傾すると胃が気持ち悪くなるように。おかげさまで下っ腹のぽっこりとも無縁でお尻もプリっとしてきました。正に好循環スパイラルの中に入ることができました。

まだまだ見た目にわかるほどではないですが、まちがいなくカラダを整えられているほうが心地が良いし、街中で姿勢がキレイな自分を見つけると、幸せな気持ちに。もうこのカラダの軸が歪むのは考えられないくらい、左右差すらも感じられるようになってきました。そして、お尻が正しい場所にあることで、足が長くなった気もします。

何より私のカラダ自身が、心地よいポジションで居られると、なんだか気持ちもポジティブになれること。

無理なく、一歩一歩が性に合っているし、何よりカラダが喜んでいるとわかる。

皆さんそれぞれのカラダにぴったりな心地よさや方法は違うと思いますが、カラダも幸せ思考を求めているかもしれませんね。

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